ゴジラ

ゴジラ <昭和29年度作品> [DVD]

「ゴジラ」(1954)


「ゴジラの逆襲」(1955)


「キングコング対ゴジラ」(1962)

<特徴>

前作で氷山に閉じこめられた、ゴジラ。
冷凍冬眠にあったゴジラは死なず、活動を再開する。
帰巣本能があり、再び日本へ戻ってきた。

<ストーリー>

北極海にて、光る氷塊が原子力潜水艦、シーホーク号に確認される。
氷塊から目覚めたゴジラは、松島湾に出現。
仙台市から時速50Kmで南下。
急行「つがる」を襲撃。

その後、ゴジラは那須へ。
南の島から連れて来られたキングコングが海上から逃走。
本能でゴジラの元へ。

キングコングと対戦するゴジラ。
熱線に驚いたキングコングは戦意喪失して逃走。

自衛隊はガソリンを燃やし、ゴジラを誘導。
落とし穴にはめ、爆薬と毒ガスによる埋没作戦を決行。
しかし、効果がなかった。

続いて、「100万ボルト計画」と名付けられた、高架線による
進路遮断作戦が実行される。
こちらは効果があり、ゴジラは高崎から東京へ向かうことができない。
ゴジラはその後、いつの間にか、富士山麓へ移動する。

国会議事堂で眠らされたキングコングは、ゴジラのいる富士山麓へ輸送される。

ゴジラは、再びキングコングと戦う。
途中までは、戦いを有利に進めたゴジラ。
しかし、落雷を受けたキングコングは、突如パワーアップ。
手から電流を流す技を身につけ、ゴジラを苦しめる。

2匹は、熱海城を破壊した後、崖から海へ転落。
キングコングは南の島へ逃げ帰ったが、ゴジラの姿は発見されなかった。

「モスラ対ゴジラ」(1964)


「三大怪獣 地球最大の決戦」(1964)

<特徴>

モスラやラドンと会話をする。
小美人の翻訳により、ゴジラの本音が判明。

<ストーリー>

横浜の海上から出現。
インファント島へ向かう船を破壊した後、上陸。

阿蘇山より飛来した、ラドンと戦闘に。
小競り合いを繰り返しながら、富士山麓へ。

キングギドラが出現し、モスラが呼び寄せられる。

モスラはゴジラとラドンの元へ。
協力してキングギドラを倒そうと呼びかける。
ゴジラの弁(翻訳:小美人)
「我々が、人間を助ける理由は何もない。
人間はいつも、我々をいじめているではないか」

キングギドラに、単独で戦いを挑むモスラ。
それを見た、ゴジラ、ラドンも参戦。

ゴジラは岩を投げる攻撃で、奮闘。
3匹の共闘により、キングギドラを敗走に追い込む。

「怪獣大戦争」(1965)

<特徴>

X星人に「怪物01」と呼ばれる。
「シェー」を得意とする。
この映画から、口から吐く放射能が、ガス状から光線に変化。

<ストーリー>

明神湖に眠っていたゴジラ。
X星人の要望により、ラドンと共にX星へ連れて行かれる。

ゴジラは、ラドンと共に、X星で暴れているという、キングギドラと戦うことに。
岩投げや体当たりで、キングギドラを追い払うことに成功。

しかし、これはX星人の策略だった。

ゴジラ、ラドンは電磁波によって操作され、X星人の地球支配の道具にされてしまう。
X星人の攻撃開始に伴い、富士山周辺で暴れるゴジラとラドン。

最終的にキングギドラも加わり、3匹で破壊行動を繰り広げる。

苦戦する地球側だったが、宇宙局の開発した「Aサイクル光線」により、
ゴジラ達を操作している電磁波の遮断に成功する。

「シェー」の格好で倒れるゴジラ。

意識を取り戻したゴジラとラドンは、キングギドラと戦う。
ラドンに肩をつかまれて、ゴジラはキングギドラへ体当たり。

3匹は海へ転落する。

海から浮き上がってきたのは、宇宙へ逃げるキングギドラのみだった。
しかし、以下のセリフから、生存を伺わせる。
ハルノ「ゴジラとラドンは死んだのかしら」
哲男 「死にやしないよ」

「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966)


「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」(1967)

<特徴>

ミニラの発する電波(計器によると脳波に似た誘導電波)を感じ取ることが出来る。
登場人物がゴジラをさして、「教育パパ」と形容するが、ゴジラはオス?

<ストーリー>

ミニラを追って海を渡り、ゾルゲル島へ。

卵から孵ったミニラは、カマキラス3匹にいじめられる。
そこへゴジラ登場。
カマキラス2匹を投げ技と熱線で始末する。
残りの1匹は逃走。

ミニラを連れて赤い熱い沼へ。
休息の後、ミニラをスパルタ特訓。
熱線の吐き方を伝授する。

ミニラがカマキラスに遭遇。
ミニラのピンチにゴジラが駆けつけ、カマキラスを追い払う。

ミニラ、今度はクモンガと遭遇してしまう。
糸でぐるぐる巻きにされてしまうミニラ。
絶体絶命のピンチを電波で察知したゴジラが、ミニラを助ける。

クモンガと対決。
糸に苦戦するゴジラだが、熱線でクモンガを倒す。
しかし、これはクモンガの罠。
近づいた所で、ゴジラはクモンガの毒針を右目に受けて負傷。

苦戦するが、最後はミニラとのダブル熱線で、クモンガを焼き殺す。

島にやってきていた実験隊の冷凍実験により、雪が降る。
気温が急激に低下し、ゴジラとミニラは冬眠する。

「怪獣総進撃」(1968)

<ストーリー>

20世紀終わりの物語。
国連科学委員会により、小笠原諸島周辺に怪獣ランドを設立。
ゴジラ達は、人間の管理下にあった。

しかしある日、謎の黄色いガスが発生。
怪獣達は、突如世界各地に出現し、都市を襲い始める。
ゴジラは、ニューヨークに出現し、太平洋上で船を破壊した。

これは、小惑星帯からやって来た、キラアク星人の仕業だった。
怪獣操縦装置により、操作された怪獣たち。

戦況の激化で、ゴジラは日本へ呼び寄せられる。
ラドン、マンダ、モスラとともに、東京を破壊する。

高度な科学技術を持つキラアク星人に、苦戦を強いられた防衛軍だったが、
最終的に、怪獣達のコントロールを奪取。

キラアク星人に総攻撃をかけるため、基地のある富士山麓へ、
10匹の怪獣を集結させた。

対するキラアク星人は、キングギドラを呼び寄せる。
キングギドラは強大な敵だが、10対1では結果は明白。

キングギドラは、10大怪獣の前に倒れたのだった。

その後ゴジラは、キラアクの地下要塞を発見。
本能で敵と判断し、破壊した。

「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1969)

<ストーリー>

ゴジラたち、怪獣は、あくまでも主人公一郎君の夢に出てくるだけの存在。

夢の中で怪獣島に到着した一郎君。
カマキラスや大鷲を倒す、ゴジラの戦いを見物。
(「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」や「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決戦」の映像を使い回し)

夢でミニラと仲良くなった一郎君。
一緒にゴジラがエビラやクモンガと戦う姿を観戦。
(これも使い回し)

ゴジラは、島を乗っ取りに来た戦闘機とも戦闘。
その後、ミニラを呼び寄せ、熱線の特訓。
(この辺も…)

ミニラはガバラと対決する。
負けそうになって、逃げようとするミニラを許さないゴジラ。

一郎君との作戦で、ミニラはガバラに一矢報いる。
それを見て、ゴジラも参戦。

ガバラの手から流れる電流に苦労するゴジラだったが、一本背負いでガバラを追い払った。

「ゴジラ対ヘドラ」(1971)


「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」(1972)


「ゴジラ対メガロ」(1973)

<ストーリー>

197X年、アリューシャン列島外れの小島、アスカ島で第2回地下核爆発実験。
ゴジラの住む、はるか南の怪獣島にも影響を及ぼす。

シートピア海底王国から送り出されたメガロが、地上を攻撃。
地上人は、ジェットジャガーを操り、怪獣島のゴジラに助けを求める。
(ジェットジャガーのボディランゲージを理解するゴジラ)

メガロのもとへ辿り着いたゴジラ。
なぜか突然意志を持ち始め、巨大化したジェットジャガーとコンビを組むことに。
メガロ、そしてシートピア海底王国の要請によりM宇宙ハンター星から派遣されたガイガンと対決。

弱いジェットジャガーのフォローに苦しむゴジラ。
しかしジェットジャガーを見捨てないゴジラは、見事なコンビネーションを見せ始める。
ジェットジャガーの飛行能力とゴジラの熱線に圧倒されて、ガイガンは宇宙へ逃走。
メガロにはドロップキックを炸裂!!
メガロを地底人のつくった裂け目に追い払う。

勝利を収めたゴジラとジェットジャガーは握手を交わす。
そしてゴジラは帰って行った。

「ゴジラ対メカゴジラ」(1974)


「メカゴジラの逆襲」(1975)

<ストーリー>

横須賀に出現した、チタノザウルスと戦うために参上。
対峙するが、チタノザウルスは戦わずに撤退。

その後、メカゴジラとチタノザウルスが同時に出現。
町の襲撃に対し、ゴジラが駆けつける。

さすがのゴジラも、1対2では分が悪く、苦戦。
しかし、海洋開発研究所が超音波装置を作動した事で、
チタノザウルスが戦線離脱。
メカゴジラと1対1になったゴジラは、総攻撃を耐え、肉弾戦へ持ち込む。

メカゴジラは、その作動装置を埋め込まれた、
真船博士の娘、桂が死亡した事で、活動停止。
ゴジラは動きを止めたメカゴジラに、一本背負いと熱線を決め粉砕。
チタノザウルスも熱線で海に沈め、勝利を納めた。

「ゴジラ」(1984)


「ゴジラVSビオランテ」(1989)

<特徴>

ゴジラ体内での、抗核エネルギーバクテリア増殖スピードが遅かった事から、体温が低温であると推測される。

<ストーリー>

前作で、三原山に封じ込まれたゴジラ。
バイオメジャーの破壊工作により山は爆破。
ゴジラが行動を再開する。

東京へ向かう浦賀水道沖で、防衛庁のスーパーXIIと対決。
熱線を反射するファイアーミラーに苦戦したゴジラは、進路を西へ。

ゴジラは小田原へ。
上陸を阻止しようとするスーパーXIIのファイアーミラーを溶かし、撃破。

芦ノ湖に出現していた、バラと人間とG細胞を併せ持つ怪獣ビオランテと対峙。
ゴジラは、触手に苦戦するものの、放射熱線でビオランテを燃やす。

御前崎・駿河湾から海を泳ぎ、遠州灘、浜松沖を西へ。
自衛隊の予想を裏切り、名古屋ではなく、紀伊水道を経て大阪湾へ。

大阪湾で、三枝未希の超能力により、ゴジラを足止め。
住民避難と迎撃態勢確立の時間稼ぎに成功。

大阪に上陸したゴジラは各地を破壊。
大阪中央公園北側を通過。
ビジネスパークに待機したスーパーXII。
自衛隊が抗核エネルギーバクテリアをゴジラに打ち込む作戦を展開。
命を賭した権藤一佐らの活躍により、作戦成功。

しかし、ゴジラのエネルギーを停止させる筈のバクテリアは14時間経っても効き目が現れない。
若狭湾へ向かい、高浜原発を狙うゴジラ。
自衛隊は、人工的に雷を発生させるM6000T・Cで、ゴジラの体温を上げる作戦へ。
作戦が功を奏し、バクテリアの効き目が現れ始める。

ビオランテが復活。
より巨大化、凶暴化した姿で、地中から姿を表わす。

ビオランテの巨大に圧倒されるゴジラだったが、口内に熱線を打ち込み、炎上させる。
しかし、バクテリアの効果により、海に沈む。

その後、ゴジラは起き上がり海へ。

「ゴジラVSキングギドラ」(1991)

<特徴>

ラゴス島に戦後まで生き延びていた恐竜、ゴジラザウルスが
昭和29年の水爆実験により、ゴジラとなったことが判明する。

その後、この水爆実験による被爆は、歴史変化により回避されるが、
オホーツク海上の核廃棄物により、結局はゴジラと化す。
また、更なる原潜の被爆により、巨大化。
体長100mとなった。

タイムワープによる、歴史の変化があるため、
84年ゴジラ、ビオランテのストーリーに、タイムパラドックスが生じている。
(その後の平成シリーズでも「無かったこと」にはなっていない)

<ストーリー>

2204年から、未来人がやってきて、日本はゴジラの破壊活動により
衰退すると聞かされる。

歴史を変えることを、未来人から提案される。
ゴジラに変化する前の恐竜、ゴジラザウルスが水爆実験に
巻き込まれないようにすることで、ゴジラを消滅させようというのだ。

この作戦は成功する。
しかし、未来人には策略があった。
実は、ビオランテ戦後のゴジラは、海に眠ったまま、23世紀になっても起きなかった。
日本はそのまま超大国となり、世界を牛耳っていたのだ。
その状況を打破するため、過去に置き去りにしたドラッドをキングギドラへ変化させた。

1992年現在のゴジラは消滅したが、代わりにキングギドラが登場した。

過去で、ベーリング海に移動されたゴジラザウルスだったが、
そこでも原潜の事故が発生していた。
結局、ゴジラは復活してしまう。
しかも、意図的にゴジラを誕生させようと画策した、
新堂グループの原潜が破壊され、更にゴジラを巨大化させる。

ゴジラは北海道・美幌へ上陸。
キングギドラも到着し、対決へ。

未来人の手によって制御されたキングギドラは、的確にゴジラを攻撃し、追い詰める。

しかし現代人・寺沢と、反旗を翻した未来人エミーの手により、
未来人の制御装置が破壊される。

操作を失ったことで、戦況は一転。
ゴジラの放射熱線により、キングギドラは中央の首を吹き飛ばされる。
エミー達の機転で、未来人の母船を、ゴジラの目の前に移動。
ゴジラは熱線で母船「MOTHER」を吹き飛ばす。

その隙にキングギドラは逃走を試みるが、熱線に打ち落とされ、海へ水没。

ゴジラは札幌を破壊した後、東京へ向かう。

2204年に戻ったエミーにより、キングギドラはオホーツク海沖から回収される。
そして、23世紀の科学技術で、メカキングギドラとしてよみがえる。

新宿新都心を破壊し始めたゴジラの前に、メカキングギドラが登場。
決戦となる。

激闘の末、大きな損傷を負った、メカキングギドラだったが、ゴジラ捕獲装置を作動。
ゴジラを押さえつけることに成功する。

電流を流すことで、ゴジラの動きを封じつつ、海上まで運ぶメカキングギドラ。
しかし、ゴジラの放射熱線が炸裂し、2匹は海へ水没する。

引き分けに見えたが、海底には、うごめくゴジラの姿があった…。

「ゴジラVSモスラ」(1992)

<特徴>

1500度の地中マントルを通って、
フィリピン海溝から富士山へ出現するという、離れ業を披露。

<ストーリー>

小笠原諸島沖に眠っていたが、
付近に落下した、93mの隕石が原因で、活動を再開する。

フィリピン沖で、インファント島から日本へモスラの卵を運ぶ船を襲撃。
孵化した幼虫モスラと交戦。
バトラも登場し、戦闘に。
モスラはその隙に逃走。

ゴジラとバトラは、海底で戦闘中に海底火山に飲み込まれる。

富士山で噴火が発生。
フィリピン海溝からマントルを通ってやってきたゴジラが姿を現す。
丹沢を東に進行、保土ヶ谷区を経由、横浜へ。

先に戦いを繰り広げていた、モスラ、バトラとみなとみらいで対決する。

力で圧倒するゴジラだったが、モスラとバトラが共闘した事で、形勢逆転。
地に伏せたゴジラを、モスラとバトラが抱えて海へ運ぶ。
しかし、ゴジラがバトラへ熱線を浴びせ、バトラは力尽きる。
ゴジラは海へ落下。

「ゴジラVSメカゴジラ」(1993)

<特徴>

G対策センターの研究より、背びれの発光から放射熱線を吐くまでの平均時間は1.26秒。
大前博士のベビーゴジラ(ゴジラザウルス)研究により、腰に第二の脳が存在すると判明。

<ストーリー>

ベーリング海アドノア島に出現し、ラドンと対決。
放射熱線で倒す。

京都で孵化したベビーゴジラに反応し、四日市から上陸。
鈴鹿サーキットを破壊。
出動したメカゴジラと対決。
化学兵器の前に追い込まれるが、アンカーからの電流を逆手にとって、体内でスパーク。
メカゴジラを停止させる。

そのままゴジラは、京都へ進撃。
京都タワーを破壊。
東山区を北上。清水寺を観光(横切るだけで破壊シーンなし)。

大前博士、三枝らの機転により、地下へ避難したベビーゴジラの位置を把握できなくなったゴジラは、大阪湾から海へ帰る。

ベビーゴジラを追って海より幕張へ上陸。
ファイヤーラドンを撃退したメカゴジラと対決。
千葉マリンスタジアムを破壊(幕張メッセも戦闘中にかなり破壊)。
メカゴジラに第二の脳を破壊され、下半身が動かなくなったゴジラは地に伏す。
しかし、ファイヤーラドンが最後の力でゴジラを回復させ、第二の脳が再生。
さらに赤い放射熱線を放てる用になり、メカゴジラを圧倒。
完全に破壊する。

ベビーゴジラと共に海へ。

「ゴジラVSスペースゴジラ」(1994)

<ストーリー>

G細胞が宇宙で進化を遂げたスペースゴジラが、宇宙から、
ゴジラと、リトルゴジラの棲むバース島に襲来。

交戦になるが、ゴジラ敗北。
リトルゴジラを、誘拐されてしまう。

スペースゴジラは、福岡にバトルフィールドを形成。
ゴジラは、鹿児島湾から九州に上陸。
熊本を経由し、別府でMOGERAと小競り合い。
しかし、福岡ではMOGERAと共闘を組む。

スペースゴジラが福岡タワーを利用して、
宇宙エネルギーを得ている事に気がついたゴジラ。
MOGERAの協力もあり、見事スペースゴジラに勝利。

「ゴジラVSデストロイア」(1995)

<特徴>

ゴジラは地球上唯一の同一種族、ゴジラジュニアのいる場所を察知できる能力を持つ。

バース島の爆発により、体内の核分裂反応を制御できなくなったゴジラ。
核爆発の危険性が指摘される。
ゴジラが核爆発を起こした場合、その威力は核兵器の威力を上回り、
最悪の場合は大気圏に火が付き地球が炎に包まれるという。

また爆発しない場合も、心臓部がメルトダウン(炉心溶融)の危険性をはらんでおり、
放射能をまき散らしながら地球に穴を開けてしまう恐れがある。

<ストーリー>

ゴジラジュニアとバース島に棲んでいたゴジラ。
バース島は地層の高純度の天然ウランの核分裂反応により消滅。
この影響によりゴジラは体温を制御できなくなり、腹部が溶岩のように赤く染まる。

香港に出現し、都市を破壊。
その後、台湾沖、沖縄南の沖合で確認される。

豊後水道に出現。
原子力発電所へ向かう。
自衛隊はスーパーXIII(エックススリー)を出動。
超低温レーザー光線とカドミウム弾により、ゴジラの動きを6時間止めることに成功する。
また、カドミウム弾がゴジラ体内の核分裂を制御し、核爆発の危険が回避される。

しかし、心臓部の温度はなおも上昇。
メルトダウンを起こす危険性が。

メルトダウン前にゴジラを抹殺するため、Gフォースと自衛隊はデストロイアと戦わせる作戦に。
ゴジラジュニアを超能力で誘導し、ゴジラを羽田へ向かわせる。

デストロイアは最終形態となり、ゴジラジュニアを抱えて国際展示場へ。
上空から落とし、ゴジラジュニアを倒す。

ゴジラとデストロイアの決戦。
今のゴジラにとって、オキシジェンデストロイヤーも既に敵ではなかった。
強力な放射熱線により、デストロイア圧倒。

メルトダウン寸前、絶命したゴジラジュニアに命を吹き込むゴジラ。
デストロイアを最後の放射熱線で粉砕した後、メルトダウンへ。

とけていくゴジラ―

「ゴジラ2000 -ミレニアム-」(1999)


「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」(2000)


「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」(2001)

<特徴>

昭和29年に出現し、東京を破壊したゴジラ。
武器は全く効かず、未知の毒薬により抹殺された。

その後世紀末にアメリカにて、ゴジラに酷似した巨大生物が出現。
しかし、日本の学者はゴジラとは認めていないという。

つまり、この映画では、54年「ゴジラ」とアメリカ版「GODZILLA」のみを引き継いでいる。
その上で作品独自の設定が施されている。

この作品におけるゴジラは、太平洋戦争で亡くなった人々の強烈な残留思念の集合体。
そのため、実弾による武器が効かないとされる。

<ストーリー>

ゴジラは、グアム島沖で米国原子力潜水艦を襲う。

小笠原諸島・孫の手島を襲撃。

静岡県焼津港から上陸したゴジラは、清水市を北上し、富士市にも被害を与える。

目覚めた護国聖獣バラゴンと、箱根・大涌谷で対峙。
圧倒的な力で、バラゴンを粉砕する。

横浜にて、残る聖獣モスラ・ギドラと戦う。
モスラを熱線で倒すが、黄金の灰にてギドラがパワーアップ。
完全体・キングギドラへ変貌を遂げる。

キングギドラにはじき飛ばされたゴジラは、海中へ。
戦闘は海中へ。
防衛軍の共闘も失敗し、キングギドラは、ゴジラに倒される。

しかし、バラゴン・モスラ・キングギドラの霊に海中へ引きずり込まれるゴジラ。
更に防衛軍・立花准将の決死の活躍により、体内から削岩弾D03を打ち込まれる。
腹を破かれたゴジラは、放射熱線を暴発。
消滅する。

しかし、海底には、なおも活動する、ゴジラの心臓が…。

「ゴジラ×メカゴジラ」(2002)


「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」(2003)


「ゴジラ FINAL WARS」(2004)

<特徴>

ゴジラは、1954年に出現し、その後何度も世界を滅亡の危機に陥れた
怪獣の王という設定。
他の多くの怪獣と異なり、M塩基を持っていないため、X星人には操られない。

大気圏外にいるモンスターXを放射熱線でねらい打ちするという、驚異的な曲芸を披露。
視力がいいとか、そういう次元ではない。

<ストーリー>

地球防衛軍は、南極の氷の裂け目にゴジラを封じ込めることに成功する。

しかし、X星人の策略により、多くの怪獣が操られ、世界は滅亡の危機に立たされる。
そこで最後の手段として、ゴジラ復活が計画される。
轟天号はガイガンの攻撃を振り切り、南極のエリアGをミサイル攻撃。
ゴジラが目を覚ます。

南極でガイガンと対戦。
ワイヤーでゴジラの動きを封じるガイガンだったが、放射熱線の直撃を受け、頭を吹き飛ばされる。

昔南極に閉じこめられた憎悪から、轟天号を攻撃するゴジラ。
轟天号はゴジラを誘導することに成功する。
そして、X星人のいる東京へ向かおうとするが、各地で刺客の怪獣が放たれる。

シドニーではジラと対戦。
素早い動きを見せたジラだったが、尾撃でオペラハウスに叩きつけられ、放射熱線で粉砕された。

ニューギニアではクモンガと対戦。
網状の動きでゴジラの動きを封じようとしたクモンガだったが、糸ごと振り回されて、彼方へ。

日本・真鶴ではカマキラスと対戦。
擬態や高速飛行も通じず、カマキラスは鉄塔に串刺し。

富士山麓でラドン・アンギラス・キングシーサーと対戦。
アンギラスの回転アタックとラドンの連携に苦戦するが、尾撃でアンギラスを打ち、ラドンを撃墜。
キングシーサーはサッカーを始めて、チーム崩壊。

東京湾の海中にて、ヘドラ、エビラを投げ飛ばす。
ビルまで叩きつけられた2匹を、放射熱線で粉砕。

東京にたどり着いたゴジラ。
X星人が宇宙から呼び寄せた怪獣の存在に気がつき、天空めがけて放射熱線を発射!
しかし、勢いに負けることなくモンスターXはゴジラに突撃。
その威力はすさまじく、東京は一瞬にして廃墟と化した。

格闘術とサンダー状のエネルギー波を駆使するモンスターXに苦戦するゴジラ。
モスラが助けに現れるが、パワーアップしたガイガンが行く手を阻む。

ガイガンが加わったことで、さらに戦況が悪化。
しかし、モスラの決死の体当たりで、ガイガンと相打ち。

モンスターXとゴジラの熱線が衝突。
威力は互角。

モンスターXは変形を始める。
黄金に染まったその姿は、カイザーギドラ
エネルギー波の威力はゴジラの熱線を凌駕。
さらにエネルギー波を操作し、ゴジラを叩きつける。

カイザーギドラはゴジラに噛みつき、エネルギーを吸収し始めた。
絶体絶命の中、轟天号の尾崎が、ゴジラにエネルギーを送る。
これにより、形勢逆転。

ゴジラは身体をスパークさせ、カイザーギドラをはじき飛ばす。
そして、至近距離から放射熱線をぶつけ、カイザーギドラの中央の頭を吹き飛ばす。

カイザーギドラの巨体を放り投げたゴジラは、回転を加えた極大級の赤い放射熱線を発射。
カイザーギドラは大爆発を起こす。

地球防衛軍とゴジラの勝利…に思えたそのとき、ゴジラは轟天号を攻撃。
ゴジラは執念深かった…。

そこへミニラが駆けつけ、ゴジラの怒りを静める。

海へ去っていく、ゴジラとミニラ。


そして、ゴジラの叫びが―


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※怪獣紹介のページはネタバレを含みます。

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